Deprecated: Windows10におけるLinux環境 (GUI編)
2023.3.25 本ページの情報はやや古い情報であるが,有益な内容もあるため残している.
1.はじめに
Windows上でLinux用のGUIアプリケーションを実行できる環境を構築する. 本ページでは,Windows や Ubuntu on WSL2 にインストールすべきソフトウェアについて説明する. Deprecated: WindowsにおけるLinux環境の構築 は済んでいる前提で,以降の説明を進める.
なお,ダウンロードデータ量やインストール後のディスク利用容量は, CLI環境の場合よりも大きくなるため,注意すること.
VcXsrv (LinuxのGUIに用いられる X Window を表示するためのソフトウェア)
uim + uim-mozc (日本語入力)
参考:Linux GUI アプリを実行する ※Windows11ユーザ限定
2. VcXsrv
※注意:SourceForgeのウェブページからダウンロードする際は,ダミーのダウンロードボタンを押さないように十分注意すること. ダウンロードボタンを偽装した「広告」が大変多い.※
2.1 インストール
詳細は,ITMediaの記事を参照せよ.
WSL上にXサーバをインストールしてGUIを実現する(VcXsrv編):Tech TIPS - @IT
記事の記述について,「Windows OSにXサーバをインストールし,Ubuntu on WSL2環境内のXクライアントの画面を表示することで,GUIを実現する」と言う説明の方が正確だろう.
以下,抜粋して説明する.
以下のページから,インストーラをダウンロードする
vcxsrv-64.1.20.14.0.installer.exeというファイルがダウンロードされる参考:最新版が欲しい場合は,以下のページからダウンロードする.
https://sourceforge.net/projects/vcxsrv/files/latest/download
2022.3.23現在では,
vcxsrv-64.1.20.14.1.installer.exeというファイルがダウンロードされる注:最新版では,インストール時に Windows Defender SmartScreen からの警告(緑のダイアログボックス)が表示される場合がある.
インストーラを実行する
ユーザアカウント制御のダイアログボックスが現れるので,確かに自分でダウンロードしたファイルを実行している ならば,「はい」を押す.
最初の,パッケージ選択画面は[FULL]のままで,[Next]ボタンを押せばよい
次の,インストール先を選ぶ画面も標準(例:
C:\Program Files\VcXsrv)のままでよい.[Install]ボタンを押す.最後に,完了したら,[Close]ボタンを押して閉じる.
2.2 使い方
デスクトップ(または,スタートメニュー)に XLaunch というアイコンがあれば,それを実行する.
ダイアログは,基本的に変更せずに「次へ」を押し続けて,最後に完了を押せばよい.
実行できると,右下のタスクアイコンに常駐する.
3. 日本語入力
Ubuntu on WSL2 環境内のGUIで,日本語を利用したい場合は,以下のソフトウェアをインストールすればよい.
3.1 インストール
$ sudo apt install uim uim-mozc
3.2 設定
キーバインドを変更する.
$ uim-pref-qt5
Global settingsでInput method switchingを
<Shift><Control>spaceに設定
設定を変えたら,一度 WSL 環境からログアウトして,再起動する.
3.3 利用方法
X application を何でも良いので(例えば gnome-terminal を)起動する
<Shift><Control>spaceで入力メソッドをMozcに切り替え半角/全角キーで日本語入力モードにすれば入力可能
4. 普段の作業
以上がインストールされていれば,およそ毎日の自習作業は以下のような手順になるだろう.
最初に,VcXsrv (XLaunch) を起動して,常駐させる
Windows Terminal か gnome-terminal を実行して,ターミナル環境を作成し,作業する